大阪都構想実現を目指していた橋本大阪市長でしたが、僅差で否決され大阪都の実現はなりませんでした。

事実上大阪市民以外は全く関係のないことですが、全国的にも注目どの髙かった住民投票です。

今回争点となったのはいわゆる二重行政の解消です。
この点はすでに何度も報道されているとおりですが、いろいろ疑問があるもの確かです。

二重行政であれば、全国で最大の人口を抱える横浜市と神奈川県や名古屋市と宮城県、札幌市と北海道、福岡市と福岡県、京都市と京都府、神戸市と兵庫県などその都道府県を代表する大都市には必ず付いて回るものです。

大阪市だけが特別だったのかは、簡単に判断することはできませんが、行政の在り方に一石を投じたことは確かです。

今回の否決を受けて橋本大阪市長は任期終了後政界引退を示唆しています。
これで維新の党がじり貧になることはほぼ確実です。

橋本氏に対しては賛否両論ありますが、政界の風雲児が去ることに一抹のさみしさは感じてしまいます。

とにかく、税金の無駄使いだけはやめてほしい。

これだけは誰もが願っていることでしょう。
もちろん、公務員は例外ですが。