「時をかける少女」といえば原田知世主演で公開された1983年の映画もしくは2006年に公開されたアニメが思い思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。
公開された年代を考えると映画をいち早く思い浮かべた人は30代後半以降が多そうです。
アニメを真っ先に思い浮かべた人は10代後半から30代くらいが中心となるのかもしれません。
「時をかける少女」は筒井康隆原作の小説ですが、発表から数十年がたった今でも色あせることはない名作といっていいでしょう。
つい先日、原田知世主演の「時をかける少女」を見たのですが、とても感慨深い作品だと改めて思いました。
ずっと以前に見た記憶があるのですが、内容はあまり覚えていませんでしたが今見ても決して古くささは感じませんでした。というよりも、今もって斬新さを感じさせる作品です。
この映画を見たことで原田知世のファンになってしまいました。現在40代後半となっていますがいまだに10代の頃の可憐さを垣間見ることができる稀有な女優といっていいと思います。
以前からかわいらしい女優さんというイメージがありましたが、特に関心を抱くほどではありませんでした。
しかし、映画を見てからというもの、急に興味が大きくなってしまい、彼女について知りたいという欲求が高まってしまいました。
現在は便利な時代です。少しネットで検索すればある程度の情報は瞬時に手に入れることができます。
彼女については比較的物静かな印象があったのですが、以前は歌手としての一面もあり、そこでは結構激しく踊っていたりしました。
ちょっとした驚きです。どうやら、バレエをしていたようです。
彼女の魅力は他にもあります。彼女の顔は角度によって様々な表情をみせてくれます。
人気のある女優やアイドルと似ているのです。
女優やアイドルでは剛力彩芽や上戸彩、篠原ともえ、深津絵里、天海祐希などを彷彿とさせます。
彼女の顔自体が時代が要請し続ける顔立ちということになるのだと思います。
活動は決して派手ではありませんが、コンスタントにCMやドラマ、映画に出ているのはやはり彼女が必要とされているからでしょう。
ここでアイドル論を語るつもりはありませんが、長く愛される魅力的な女性はある種の普遍性が備わっていることは間違いなさそうです。
AKBやモーニング娘などグループアイドルといわれるものにはほとんど魅力を感じませんが、個人で活躍を続けるタレントはまさにタレントといえます。
遅ればせながら、ちょっと原田知世の魅力と存在感に圧倒される今日この頃です。