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現在、アメリカでは医療制度改革、いわゆるオバメケアをめぐって、上院と下院が対立しています。

アメリカでは、国民皆保険がなく、約8割の人々は民間の健康保険に加入しています。
それにもかかわらず、高額の医療費が払えないために自己破産に追い込まれたアメリカ人が170万人もいるという調査が発表されています。

アメリカといえば、カード社会なので、自己破産の理由は、クレジットカードなどによる多重債務が最も多いようなイメージがありますが、、医療費が払えずやむを得ず自己破産をしたという理由が約20%で第一位となっています。

虫垂炎(いわゆる盲腸)の手術をアメリカニューヨークの私立病院でした場合には、300万円程度かかってしまうそうです。たかが盲腸という感じですが、年収200万円程度の低所得者だった場合とても払いきれません。
もっと、大きな怪我や病気になった場合は確実に自己破産せざるを得ませんね。
また、日本の感覚では理解できませんが、医療保険に加入していいても保険会社があれこれ理由をつけて、医療費の支払いを拒否することがあるというのです。
映画「レインメーカー」でも医療費支払いのために戦う新米弁護士の活躍が描かれていました。


年収が10万ドル(約970万円)を超えていても、自己破産するリスクがあるというのですから、本当に恐ろしいです。

アメリカの銃規制の問題もそうですが、日本人の感覚ではほとんどがおかしいというようなことがまかり通っている現実があります。

いろいろ不安なことや不満に思うこともありますが、日本はやっぱり住みやすいのだなぁとこういう記事を聞くと思います。